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2008年9月

Over the Rainbow in 北海道

何故か、北海道の小樽へ。小樽の祝津で冷たい雨のあと、虹の上に虹です。そして、その虹は、小樽の海へ。

久しぶりに見る虹です。

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夏の思い出 対決 巨匠たちの日本美術

7月25日上野国立博物館平成館へ。金曜の夜の博物館と言うことで、この日は《対決 巨匠たちの日本美術》です。

対決は以下の物です。

  • 快慶 vs 運慶
     —人に象る仏の性—
  • 雪舟 vs 雪村
     —画趣に秘める禅境—
  • 永徳 vs 等伯
     —墨と彩の気韻生動—
  • 光悦 vs 長次郎
     —楽碗に競う わび数寄の美—
  • 宗達 vs 光琳
     —画想無碍・画才無尽—
  • 仁清 vs 乾山
     —彩雅陶から書画陶へ—
  • 円空 vs 木喰
     —仏縁世に満ちみつ—
  • 大雅 vs 蕪村
     —詩は画の心・画は句の姿—
  • 若冲 vs 蕭白
     —画人・画狂・画仙・画魔—
  • 応挙 vs 芦雪
     —写生の静・奇想の動—
  • 歌麿 vs 写楽
     —憂き世を浮き世に化粧して—
  • 鉄斎 vs 大観
     —温故創新の双巨峰—

     

確かに対決という構図は判ります。比較することで、その特徴が明確になります。おもしろい企画だと思います。が、その対立軸は少々こじつけか。それぞれの画風、作風は明確になりますが、どちらが好きですかという事でないだろう。でも日本美術って、こんなに面白かったんだと改めて気づかさせてくれました。

また、山口晃さんが描いた上記の24名の作家さんの風貌が描かれたバッチが、ガチャガチャで売られていました。私のは、木に梯子をかけて鉈を振るっている円空さんでした。全員の分が欲しかったけど。。。お金が。。。(^-^;

夜の時間に入ったのと、音声ガイドを借りたのは良いですがこの解説が個々にナレータが異なり、おもしろく解説されていたので、これを丁寧に聞いて鑑賞していたら、時間が足らなくなりました。最後の付近は駆け足で見る結果となりました。それで、再訪しようと画策していたのですが、残念ながら、機会ありませんでした。残念。

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夏の思い出 フェルメール展

8月15日(金)、「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~」へ行きました。盆の夕方をねらうという作戦。はい、待ち時間は0分の表示です。作戦通りです。展示は、デルフトの他の画家たちの作品がはじめは並んでいます。

でも、それを申し訳ないけど早足で見て、目的のフェルメール作品へ。最初は、

《ディアナとニンフ》
 この絵の風景は青空だったんだけど、洗浄したら黒だったとのこと。フェルメールでの女性で肌を出している唯一の物?らしい。後ろの女性は黒にとけ込んで輪郭があまり判りません。

《マルタとマリアの家のキリスト》
キリストが描かれている宗教画です。マルタが自分だだけが働いてと不平を言うのを、キリストがたしなめている絵です。フェルメールが日本人に受けるのは、西洋絵画にあるキリスト教などのバックが無いことが要因だといわれますが、ここでは、そのまんまの宗教画です。マリアの青のスカートの襞の質感はフェルメールそのものです。

《小路》
フェルメールの2つの風景画の一つです。この絵に出てくる風景はどこか、本当にあった物かなどの議論が続いているそうです。煉瓦造りの奇妙な面構えの家です。また、雲の質感がよく描けています。小さな小さな絵です。

《ワイングラスを持つ娘》
はい、悪い男が娘さんを酔わそうとワインを勧めております。娘さんは、私たちの方をみて、この男の魂胆は判っているのだけど、このお酒のんでも良いかと薄ら笑いをして問いかけております。例によりまして、窓はきれいなステンド模様のもので、壁には肖像画が掛けられております、窓際の男は既にナンパに失敗したのか、ふてくされております。そんなそんな、たわいもない一場面が永遠の時の中に描かれています。この後も、ず~~っと、この娘さんは見る人に問いかけ続けていくのでしょうね。

《手紙を書く女と召使い》
「絵画芸術」が出展されなくなったので、その代わりの作品ということらしいです。が、この絵の持つ光は本当に感じられます。窓からの光の粒子が見えるみたいです。そして、この絵の周りを今にも照らしそうな感じがします。何の手紙を書いているのか判りませんが、床には書き損じた手紙が散らかっています。いったい何の手紙なんでしょうかね。

《リュートを調弦する女》
これも窓からの光が調弦する女性の顔を照らしています。月面が照らされているみたいです。壁には世界地図。調弦はしていますが、音が聞こえません、風景の中に音がとけ込んでいるみたいです。どんな音が響いているのでしょうか。音と光が一体化しています。

《ヴァージナルの前に座る女》
小さな絵です。フェルメールの作品であるかどうか、議論が続いた絵です。オークションでは32億円以上の値段が付いた物です。面積あたりの値段は、と、野暮なことを考えそうです。ヴァージナルの絵は、他に2点ほどあるそうです。窓はなく、室内の閉塞感を少々感じます。その意味では、光があまり感じられません。

以上、7点が今回の展示会。

幸いに今の勤め先が上野の近く。と言うことで、この後、また、金曜日の夜に、再訪しました。12月14日までの開催なので、あと、何回かは訪ねてみましょう。

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夏の思い出 コロー展

7月30日、日大歯学部が終わった後、有休でしたので、そのまま、上野の森の国立西洋美術館「コロー展 光と追憶の変奏曲」へ。風景画で有名なカミーユ・コローの回顧展です。ブリジストン美術館にある《ヴィル・ダヴレー》を見て、好きになりました。薄暗い森の小道から、木漏れ日(夕暮れの日?)が見えます。なんとなく、懐かしさを感じます。私たちの原風景みたいな物でしょうかね。

《モルトフォンテーヌの思い出》 これも森の風景です。斜めの木立が立体感を出します。銀灰色の湖。暗いですが、幻想感を盛り上げます。

《真珠の女》 人物画は、よくわからないのですが、この絵は、じっと見ていたくなる感じを起こさせます。

夏の暑い日に、この館内だけは、ひっそりと別の風が吹いていました。

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夏の思い出 歯医者の思い出

7月の終わり(カナダへ行く前)に、口内におでき様の物ができていた。あわてて歯医者に行くととりあえず虫歯から膿んでいることを可能性としていわれ、その腫れている部分を治療。結局、そこが原因ではなく、結局、日大歯学部へ紹介されてそちらへ行った。紹介元の歯科医では可能性としては、線維腫であると思われると言うことであった。でも一抹の不安、口内癌では ~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

ということで、大学病院へ。日大歯学部はお茶の水にありました。口腔診断科で、初診。大学病院の注意があった。学生の教育を目的としておりますので、学生を立ち会わせることがあります。ご承諾頂けますかとのこと。

初診の問診は、学生さんが実施することになる。質問になれていないのか、たどたどしく。。。(^-^;

また、この科の診察台は、一昔前の物。隣では、心療歯科という名目で、問診が会っている。この心療歯科とは何だ??

その後、講師の人が来て早速、次回に切りましょうとのこと。切って、生理検査を行いますとのこと。癌ではないかとの一抹の不安がよぎる。でも、触診だけで他には何も行わない診察。(こんなケース一杯見てきているからね、という自信か?)

で、一週間後、手術です。7月30日午後からの手術です。でも気楽な物で女子学生が着きます。これをやっつけるからねとの一言で、麻酔、その後30分ぐらいで終了。切除した物を、生検に回しますからね。約2週間ほどかかります。その間、不安に駆られるのか。

で、2週間後、繊維性のものでした。また、3ヶ月後に、来てくださいとのこと。

夏の口内癌の不安の物語でした。

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流転の運慶仏

NHKスペシャルで「流転の運慶仏」が放映されていた。新出の大日如来像である。この前、突然にオークションにかけられて13億4400万円で落札されたものである。運慶作品の海外流出と言うことで話題になっていた。結局は、日本の宗教法人「真如苑」が落札して、しばらくの間は上野の東京博物館で展示されている。

と言うことで、東京博物館へ見に行きました。そのそばには、光得寺にある大日如来像も展示されています。これは、30.13cmと小さい物です。真如苑のものは、新出像と呼ばれているが、61.6cmと大きい物です。

この新出像は、足利の樺崎寺に奉納されていた物だということです。それが、明治の廃仏毀釈で行方が判らなくなって、ある日、突然に出てきたというのことらしいです。光得寺のものもその17年ほど前に発見されたと言うこと。こちらは厨子の中に飾られいたものです。

ともに運慶の特色の

  • ふっくらとした顔
  • 結い上げた花模様の独特の髪
  • 腹から腰へのボリューム感
  • 流れるような衣紋

があります。そして、仏像の中には納入品として、心月輪、水晶球が格納されていることがX線写真などで確認されています。

なぜ、奈良地方に多く発見された運慶仏が戦後、関東で発見されたのかということにテレビは迫ります。平家の南都炎上に追われて興福寺仏師は、新たなパトロンとして鎌倉武士の元に行くことになります。そして、鎌倉武士を施主として仏像が彫られることになったということです。

この2つの大日如来像は、栃木県足利市にある真言宗大日派の本山鑁阿寺(ばんな)の文書に2体の記述があるそうです。鑁・阿という字は、ともに大日如来を表す漢字とのこと。

9月21日まで東京国立博物館(上野)で展示されています。

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