最近読んだ本 「沈黙のナイチンゲール」「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海道 尊
「このミステリーがすごい!」大賞「チームバチスタの栄光」の続編。この両編とも同じ設定で、物語が進行する。同時進行なのか、それともパラレルワールドでの出来事なのか、定かではない。
「沈黙の・・」方は、オレンジ病棟にある小児科勤務の看護師を中心に物語が進む。オレンジ病棟とは、テレビの「ER」にあるような救命緊急センターである。そこに小児科も併設されている。
「ジェネラル・ルージュ・・」の方は、そのICUに勤務する外科医中心で物語が展開する。そのメインストリーに対して、不定愁訴外来の田口先生と、厚生省のお役人白鳥が絡んで、事件や問題を解決していく。
物語としては、「ジェネラル・ルージュ」の方が、面白かった。物語そのものよりも、そこに展開する医師、看護師、そして大学病院のシステムなどの実態が書かれているのが興味深い。作者自身が医者であるので、その問題の描写など、なるほどと思わせる。読む順番は、「沈黙」から「ジェネラル・ルージュ」となるのだが、私の場合、逆転してしまった。が、あまり問題は無いかも。
でも、医者、看護師、忙しさは並大抵でなく、かつ、病院というシステムは儲けるのも難しい世界であることがわかる。そのうち、専門性の非常に高いワーキングプアの世界になるのかもしれないと思わせる。
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コメント
こんにちは。りょーちと申します。はじめまして。
「沈黙のナイチンゲール」→「ナイチンゲールの沈黙」
かもしれません。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」の方がおすすめのようですね。「ナイチンゲールの沈黙」は読みましたが「ジェネラル・ルージュの凱旋」は読んでいないので読んでみようかと思います。
では。
投稿: りょーち | 2008/12/03 22:27